1986年福井県生まれ。大学を中退後、山口県萩市へ移住。萩市内で翻訳とコンサルティング業務を行う事務所を設立する。2010年12月に漁師たちとの出会いから、知見のなかった漁業の世界に飛び込み、2011年3月に約60人の漁業者をまとめ、船団丸ブランド第一号となる「萩大島船団丸」を設立、代表に就任する。農林水産業に6次産業化の認定を申請し、同年7月に自家出荷を開始。アレルギーや化学物質過敏症、癌を患った経験から、食への関心が非常に高く、一次産業から安心・安全な食材の供給に従事したいと考えるようになる。「漁村の豊かな生活と美しい刺盛り文化を守る」「青い海を未来へ繋ぐ」ため、持続可能な漁業を目指し、一匹のお魚の対価を高めるための六次産業化に取り組む。「船団丸」ブランドはメディア等でも取り上げられ、全国から漁業者が集い、県境を越えて海洋環境保全にも取り組んでいる。